閉経前には月経の血液量が減少したり増えたりする

女性は胎児の頃から卵巣には原子卵胞という卵子のもとを持っていて、およそ12、13歳ころになると卵子は卵巣を飛び出し卵管を通って子宮にやってきて、精子が来るのを待つようになります。それが排卵という現象で、子宮についた卵子がいつ精子と受精し受精卵が着床してもよいようにホルモンが出て子宮内に受精卵を着床させるためのベッドを作り準備を始めます。もし受精卵が着床すれば妊娠となり次からの排卵は出産してホルモンが戻るまでストップするという仕組みになっています。
しかし精子が来なかった卵子や子宮のベッドは14日間で子宮から剥がれ、血液となって流れ出てしまいます。それが月経です。
月経は個人差がありますが、およそ28日周期で訪れます。排卵はその周期の中間ごろに起こり、排卵を迎えるとかならず14日後には月経が始まるのです。月経の血液量も個人差があり、多い人もいれば少ない人もいます。また何の痛みや不快感もなく過ごせる人もいれば、月経痛や排卵痛を伴い毎月が苦痛という人もいます。
卵子の数は決まっていて胎児の頃は原子卵胞が200万個あるのですが、自然消滅をして初潮が始まるころには20万個から30万個くらいになります。その後も一日約30個から40個減少し、排卵される卵子や自然消滅によって卵巣内の卵子はどんどん減っていきます。
やがて卵巣内の卵子がほとんど減少したりなくなってしまうと排卵は起こらなくなり月経も終わります。閉経が近づくと周期が乱れてくるようになります。きちんと周期が決まっていた人も数か月飛んだり、逆に一カ月に2回か3回来たりもします。血液量も徐々に減少するというという人もいれば、逆に増えて大量出血になるという人もいます。それも個人差があるのですが、周期や血液量に何らかの変化が認められればいよいよ閉経が近いというサインになります。